賢いお客様が必ず選んでいただける業務用脱毛機が「ペガサス」です。
多くのお客様が業務用脱毛機に望まれるものそれは、
「きちんと脱毛できて」「痛くなくて安全」なこと。その結果で高い口コミ評価を得て「お店が大繁盛すること」です。
高速脱毛が流行している現在、残念ながら「高速」「しっかり脱毛」「無痛で安全」を兼ね備えるマシンは多くありません。
後述しますが、全てをカバーするには、大がかりな装置と(意外かもしれませんが)大電力が必要なのです。
小型でデザインがかわいいだけ機械で、上記3条件を可能するマシンは、現時点では存在しないのです。
この記事では、そのことをあたらめてしっかりご説明します。
昔の脱毛機は・・・
パチンパチンと、スタンプを押すように動作する「スタンプ方式」の業務用脱毛機。10年前が全盛期で、つい数年前まで使用されていました。現在でも個人店の一部で使われているようです。1回スイッチを押すと1回光ります。次の発光までに(カメラのフラッシュと同じで)充電に1~2秒かかります。このため、1~2秒に1回、発光できるのです。動作がとても遅いので、全身脱毛に3時間かかることもありました。このような機械では、1回の発光ごとに、1~2秒かかって充電するのに必要な電力は、約800ワットでした。
高速化競争
同じようなスタンプ式が連立する中で「1秒に1回、確実に光れますよ」とか「1秒に2回も光れるから脱毛時間が半分ですよ」といったマシンが登場しました。高速脱毛の先駆けです。現在の多くの純国産マシンがここのレベル。連続発光のためには、素早い充電が必要です。このために必要な電力は、平均で1200ワットくらいでした。日本の家庭の標準の電力(ワット数)は1500ワット。電気工事をすれば、もっと多くの電力を使えます。実際に、家庭でも大型エアコンは、200ボルト・2500ワットというものがあります。でも「工事なしに」使えるのは1500ワットまで。もうこの時点で「工事なしの高速脱毛」は限界が見えてきているのです
とても残念な高速化競争
このように「目の前の1500ワット限界」があるにも関わらず、業務用脱毛機の高速化競争は熾烈を極めてきます。全機種が「1500ワット」「毎秒3回発光」というワット数条件で制約を受ける中で、乱暴なメーカーが出てきたのです。それは、下記の2種類に大別されます
残念①高速「脱毛」でなく高速「発光」で営業するケース
本来、どんなに高速化しても1発光ごとの出力は同じであるべきです。それは、各出力が「痛くなくて」「しっかり脱毛できる」、非常に微妙な出力の範囲で調整されるべきだからです。しかし「見た目の高速」をスペックとして営業したいがために、1500ワットのままで高速化を図る陣営が出てきました。実際には、電力も変更せず、冷却能力のそのままの筐体(きょうたい=脱毛機のサイズや内臓パーツ)で、発光回数だけ増やしたマシンです。電力が同じままで、多く発光させるので、電気の供給が追い付かずに、発光ごとに光が減衰していきます。どのレベルの強さの光でも眩しく直視は有害なので、目での判別はできません。このようなマシンは今でも横行しているのが現状です。光脱毛機の原理は全て同じ。どのような「(各社が主張する)xx新方式」であっても、その原理は同じ。「電力ないところに、抜ける高速脱毛なし」が本当のところです。
残念②1500ワットを勝手に超える??
なんと、1500Wプラグ形状のままで「1650ワット」の消費電力のマシンまで出てきました。もしどうしても1650Wで動作させたいなら、日本では、20アンペア(2000ワットまで)のコンセントとプラグが必要で、正しく電気工事をする必要があります。
電力が必要な機械を日本で開発するのであれば、半端な「1650ワット」では作りません。必ずトランスを2000ワット(100V20A仕様)または、2000ワット以上(200V仕様)とするはずです。1500ワットのコンセントに1650ワットのマシンをつなげると、(ブレーカーの多くは2000ワット対応なので)確かに動きます。しかし、定格を超えた電力を長期で使い続けるリスクは・・・おわかりですよね。3年ほどの使用で回路にコゲが出て、最悪は発火の可能性さえあるのです。
従いまして、国産メーカーは、1650ワットで15Aプラグの違法マシンは開発しません。そのようなマシンは海外製をそのまま使っているケースでしょう。海外製が悪い訳ではありませんが、それを「15Aコンセントで動きますよ」と、15Aケーブルに交換して販売している販売店の問題です。このようなマシンをお持ちの方は、すぐに電気店に相談して20Aコンセントに変更工事されることをおすすめします。
正しい高速化とは?
毎秒7~8ショットの動作をさせるだけでも、毎回の発光を正しく行うには、2400~2500ワットの電力がどうしても必要なのです。電気工事が必要なので、販売しにくいです。持ち込みデモもできません。余計に販売しにくいです。そして消費ワット数に比例して発熱も半端ではありませんので、大型の冷却装置が必要です。大型冷蔵庫のようになります。でも「高速で」「全ての光に脱毛効果を出せて」「痛くない」とするには、これが唯一の正しい結論なのです。
脱毛力が不足するマシンの問題点
エステサロン運営経験からあえて指摘させていただく、無理な高速稼働で脱毛力が弱いマシンはとても危険です。脱毛できないからと、スタッフがパワーを、そのマシンの適正値よりも大きく上げて使用することになるからです。どんな小さなマシンでも内部電圧を上昇させることで数ショットは強発光可能です。安定光ではないので、結局はムラになったり抜けないばかりか、痛みを伴う強発光により、やけどのリスクを伴うのです。